
約1年前、トラベラーズノートを買った
慣れない東京駅の改札内。
丸の内地下北口改札を目指して歩き、やや迷子気味になったあの日が懐かしい。
トラベラーズファクトリー ステーションに初めて行って、実物を手に取り。
心がときめくままに選んだ最初の一冊。それが、このブルーのパスポートサイズ。
でも正直。こんなに使い続けることになるとは思ってなかった。
中身は1年間変わり続けた
最初に挟んだのは、月間フリー + セクション(方眼) + クラフトファイル だった。
次は、週間ダイアリーも追加して3冊を挟んだ。
その次は、ジッパーケースを追加した。
ノートは、セクション(方眼) を使い切ってからは基本は無罫のMDクリームを挟んだ。
年の後半からは、週間ダイアリーを外してリフィルは月間フリーとMDクリームの2冊に。
そして今現在は、月間フリー + ノート1冊 + クラフトファイル で、リフィル2冊構成。
当然、それぞれの構成に応じて、中に書く内容や書き方も変わっていった。
…
こうして思い返すだけでも楽しい気分になれる。TNPと仲良く過ごせてきた1年だったと、今再確認する。
自分だけのモバイル空間
毎日持ち歩いて、毎日書き込んだ。
財布とスマホ、そしてTNP。これだけをいつもボディバッグに入れて家を出た。
「今日はノートなんか開かないだろうなぁ…」
最初の頃は、こんな風に思う日もあった気がする。
でも、2ヶ月後くらいには、なんだか家に置いておくのが億劫になり始めた。
持ち歩くことで、僕に余裕が生まれていた。
TNPという、僕だけの空間を持ち歩いて、いつでもそこに入ることができる。
それが心地よくて心地よくて。毎日毎日持ち歩いた。
変幻自在のモバイル空間
持ち歩きたいと感じるモバイル空間のタイプは、日々変化した。
それに合わせて、TNPの中身やセットアップが変わった。
1年間継続して使い続けられた理由の1つは、TNPがこのような使い方に適していたから。
1週間ごとにリフィルの挟む順番を入れ替えたこともあった。
今日はこれも一緒に持って行きたい、と思うこともあった。
これら全ての要望をいとも簡単にこなしてしまうTNPに脱帽だ。
まとめ
TNPの寛容さに助けられた1年だった。
決まった使い方はなくてOK。
自分がやりたいように好き勝手使ってOK。
何かの用途が決まっていない人にほど、僕はTNPをおすすめしたい。