1年の目標を立てることについて思うこと

目標管理用のノートを作っています。ごまです。

年末年始、新しい年を迎える時期になると、「目標」という言葉が脳をよぎることが増えます。
来年の目標を考えたり、今年の目標はどれくらい達成できているかを振り返ったりすることは、とても良い時間だと感じます。

僕は毎年、目標管理専用に1冊のノート(またはスケジュール帳)を作っています。
おおよそ、11月の後半から振り返りを始めて、12月の間に来年の目標を考えることが多いです。

そして、毎年目標管理ノートを作るときに、

ごま
ごま

あぁ。そうだ。だから目標を立てることが必要なんだ。

と再認識することがあります。
今回は、その内容についてお話してみようと思います。

真の目的は”アクションアイテムがあることを認識すること”

1年の目標を立てると聞くと、1年間でやりたいこと・達成したいこと・できるようになりたいことを沢山書き出していくことを想像する方もいると思います。
そして、その書き出した目標たちを1年間でどれだけ達成できるかで効果測定をして、よくできたのかそうでもないのかをジャッジできるように準備をするイメージでしょうか。

この方法で目標を立てるのが向いている方もいるかもしれませんが、僕は目標を立てることの目的を「自分の夢や理想に向かうために、自分のアクションアイテムがあることを確認すること」と捉えるようにしています。
つまり、目標を達成して前に進むことではなく、その少し手前の「夢に向かってやるべきこと・取れる行動があるという事実を認識すること」が真の目的です。

このように考える理由を2つ説明します。

進むための行動は自分でできる

目標に向かって何か行動しても、それがすぐに結果となって現れるとは限りません。
また、結果が自分自身の内から出るもので判断できず、外部から何かの力を受けて変化が出るまで結果を判断できないものも多いです。

目標は達成するか・しないかで白黒はっきりするものですが、結果を出すことだけで自分をジャッジすることに苦しさを感じる人もいます。僕はそうです。

そこで、自分で100%コントロールできる「行動」に焦点を置き、前向きに目標に対して何ができるのか?を考えるようにしています。
早く結果が出ないからダメ!というのではなく、目標があるのにそこで何もしようとしていないのがダメ!という方に重きを置いています。

このことを目標管理ノートを作りながら再確認し、自分のアクションアイテムを沢山挙げることで、「まだまだできることがある!」と考えて日々を過ごすことができています。

目標や夢は流動的

年初に10個の目標を立てたとして、1年後にも全く同じ10個の目標が自身の現状とマッチしていることは限りなく少ないのではないかと思います。
途中で方向性が変わることもあるだろうし、いくつかも目標を達成した後に新たな目標が必要になることもあります。

目標や夢はいつでも形を変えるのが当たり前なので、当然、達成基準や求められる結果も変わっていきます。
「結果」を判断するために目標を立ててしまうと、実績と実感にズレが生じる可能性があります。

そのため、夢や目標、そして現状を踏まえた上で、自分ができる「行動」は何かを考える必要が出てきます。
現在地から到着予定地までの間にある1つ1つの「行動」を、どの時点でも自分で考え修正することが結局のところ重要になると考えます。
だからこそ、「どんな目標に対しても、自分ができること・取れる行動は必ずある!」というマインドを忘れないために、目標を立てるときにこれを認識することが重要です。

「行動すること」を考えるために目標を立てる

今回は、目標を立てる真の目的は”夢に向かってできることがあることを認識すること”だ、というお話をしました。

目標や来年、将来について思いを馳せる機会が増える年末年始。何か1つでも考えるきっかけになりますと嬉しいです。

ごま
ごま

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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