手帳やノートに書くことが思いつかない時はくじ引きをする

デジタルでなんでもできる時代。”The アナログ” 紙の手帳やノートのブームが再来しているらしい。

そんな中、こんな風に困っている人もいるのではないだろうか。

コウテイA
コウテイA

手帳を始めて見たけど、フリースペースって何書けば良いの?

コウテイB
コウテイB

そもそも、毎日書くことが思いつかない。

もしこんな人がいたら、僕がやっている”書くことが思いつかないときのくじ引き”を真似してみてほしい。明確なアウトプットの目的がなくても、紙の上に何かしらを書き出すことで得られるもの・捨て去れるものがある。

僕は実際にこの方法を取り入れてから、何を書こうかと思い悩むことがゼロになり、年間何冊ものノートを使い切るほどになった。

きっかけになる言葉を「くじ」にする

この「くじ」を端的に説明すると…

「単語や質問を書いたカードを用意しておき、ペンが進まなかったら1枚引く。そして、そこに書かれた質問に答えたり考えたりして自由に書き出す。」

となる。アウトプットのきっかけをくじ引きでランダムに選択するということだ。

僕は、名刺サイズの紙に何十枚か書いて、それをポチ袋に入れて手帳やノートのポケットに忍ばせている。なかなかペンが進まないときに1枚カードを引いて読んでみると、不思議と色々と言葉が浮かんでくる。

ここでみなさんが気になることは、このミナミイワトビペンギンと同じではないだろうか。

ミナミイワトビ
ミナミイワトビ

その「くじ」には、一体どんな言葉・質問を書いているんだ?

次章で「くじ」の中身について解説する。

「くじ」に書く言葉・質問

僕が最もよく持ち歩くカードの中からいくつかピックアップして紹介する。

  • 最近、親近感が湧いたものは?
  • 昨日感じた気持ちを一言でまとめると?
  • 空を見て!雲の形は?
  • 今使っている筆記具はどんな見た目?
  • 10日間の休みがあったらやりたいこと
  • 1日だけヒト以外の動物になれるけど、どうする?
  • 旬の食材
  • 天敵

このような具合で色々だ。自分に合った言葉を選べばなんでもよいが、どんな観点で選んだのかを参考にしてもらえるかもしれない。

1. 最近の出来事や感情を振り返る「くじ」

日々生活している中で、1つ1つの出来事や感情を振り返ることは、意識的にやろうとしないと難しい。それを実現するきっかけとして、非常に有効的だ。

  • 最近、親近感が湧いたものは?
  • 昨日感じた気持ちを一言でまとめると?

こんなカードが数枚あると、マインドフルネスな時間を過ごすことができそうだ。

2. 見て感じたことを言語化する「くじ」

目から入ってくる情報は多すぎるが故、そのほとんどを無視して生きているような気がする。いつも無意識下で眺めているものを意識的にみようとすると、何か気づくことがある。それを自分で言語化すると、思考がクリアになることが多い。

  • 空を見て!雲の形は?
  • 今使っている筆記具はどんな見た目?

今、まさに目の前にあるものを見て、自分がどう感じるのか?「今」にフォーマスすると自然と気持ちが元気になる。

3. 自分の欲求に気づく「くじ」

あれをやってみたい、あそこに行ってみたいなど、多くの欲求が生まれては忘れられるような日々を過ごしている人はいないだろうか?いざ、WishList(やりたいことリスト)を作ってみようと意気込んだときに、全く浮かんでこないという経験がある人も多いだろう。そんな人にはこのような例がおすすめだ。

  • 10日間の休みがあったらやりたいこと
  • 1日だけヒト以外の動物になれるけど、どうする?

現実的な内容から非現実的な内容まで、色々作成しておくと楽しめる。実現できるかどうかはあまり関係ない。問いに対する回答から自分の真の欲求に気付いたとき、どうアプローチすればいいのか考えるのが、また楽しい。

4. 単語から連想ゲームする「くじ」

短めの単語を書いておいて、その単語から連想して自由に書く。連想を重ねて、行き着いた別の単語から閃いて何かを書き出してもいいし、引いたカードの単語からすぐに書き出してもいい。

  • 旬の食材
  • 天敵

「天敵」を例に連想ゲームをしたとすると…

ごま
ごま

天敵▶︎アデリーペンギンの天敵ってシャチかな?▶︎シャチって漢字難しいよね。”鯱”▶︎虎といったら”虎穴に入らずんば虎子を得ず”▶︎この意味は「危険を冒さなければ、成功は得られない」だったかな…

こんな感じで連想しながらキーワードを探し、最終的には「危険を冒してでも成功したいことってなんだろう?」ということを考えてノートに書き出していた。同じ単語でも毎回違う着地点に到達するから、どんな単語がきても楽しめる。

気をつけていること

カードに書く内容は特に制限は設けていないが、一度そのカードを引いてノートを書いたときに、気分が落ち込んだり、落ち込んだ気持ちを引きずってしまったりしたら、そのカードは捨てて次引き当てることがないようにしている。

気が向いたときにカードを増やしている。手帳やノートを書いていて気分が良いときに追加するようにすると、自然と自分が向き合いたい言葉・質問が増えていく。

まとめ

今回は、手帳やノートに書くことが思いつかないときの対応策について紹介した。

  • 事前に「くじ」を複数枚作っておく
  • 「くじ」には単語や質問を書いておく
  • 手帳やノートに書くことが思いつかないと思ったら、「くじ」を引く
  • 「くじ」に書かれたことから自由に書き出す

言葉や文字をアウトプットするのに慣れていないと、書き出し始められずに止まってしまう。この「くじ」を使えば、アウトプットのきっかけを作ることができる。手を動かしたり、頭で考えたりすると、予想以上にペンが進むだろう。

ごま
ごま

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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