帰宅後に”だらだら”しない方法

トラベラーズノート

”だらだら”癖が少しずつ改善してきた

帰宅後から就寝までの数時間。1日の中で最もまとまった時間を取りやすい時間帯であるにもかかわらず、最も生産性のない時間を過ごしがちだ。

真面目に働いて、なるべく残業せずに帰宅しようと心がけているのに、その後の時間の使い方がこれではいけない。そんな風に思い、いつも手に持っている手帳を使って、あることを始めてみた。これが案外よくて、夜の”だらだら”癖が改善しつつある。

今回は、手帳好きの僕が実践している「帰宅後に”だらだら”しない方法」を紹介する。

仕事終わりから寝るまでの時間を有意義に過ごせるようにしたいと思っている方は、続きを読んで参考にしてほしい。

どうやるの?

まずは全体のステップを説明する。至ってシンプルな2ステップだ。

  1. 帰宅前、手帳に1つだけ、帰宅後にやりたいことを書く
  2. 帰宅後、手帳を開いて書いたことを確認し、それに取り組む

以上だ。

これだけを見ると、「なんだよ。ただの根性論かよ。」と思われてしまうかもしれないが、実際問題、やるかやらないかは根性で決まるとは思う。

しかし、少し工夫をすることによって、根性だけに頼らずにやるべきことに取り組みやすくなるのだ。次からは、主にステップ 1を行うときのポイントを説明していこう。

どこに、書く?

手書きである方が効果がある、とか、紙に書くことにこそ意味がある、とか。そんなことは全くない。

手帳である必要はなく、スマホのメモアプリでも、メッセージアプリでも、リマインダーを使うのでも良いだろう。

条件は1つ。帰宅後に「必ず手に取って目に入る場所・方法」であることだ。可能であれば、帰宅後に間髪開けずに目につく方が好ましい。

逆に言えば、帰宅してもしばらく開かず、入眠の直前にもう一度確認するような手帳の使い方をしているのであれば、手帳に書くのはNGだと言える。

僕の場合は、トラベラーズノートに挟んでいるMDノートに、Weeklyのメモ欄を設けているため、その当日の欄に書いている。当然、家に帰ってすぐにトラベラーズノートを開くため、ここに書くのが僕のBestだ。

何を、書く?

各々がやりたいこと・やるべきことを書けばいい。(もし、ここが分からないのであれば、まずはそれを見つけるところから始めた方がよいかもしれない。)

もし複数のやりたいこと・やるべきことがあるのなら、「家でしかできないこと」「家でやる方が効率が上がること」を書くと良い。いつでもどこでもできるものより、家に帰ってから集中して取り組みたいものを書くことでモチベーションを保ちやすい。

僕の場合、PCは家から持ち出さずに家でしか触れないものにしているため、PCを使った作業を手帳に書くことが多い。こうすることで、家で取り組むということに特別感が出るし、家でしか進められない作業だから「帰ってからやりたい!」という気持ちが湧いてくる。

欲張らずに「1つだけ」書く

「1つだけ」書くこと。2つ以上は推奨しない。

理由は、帰宅後に取り組むことが明確であればいいからである。

手帳に書いた1つのことに取り組むうちに、調子に乗ってきて他のことにもどんどん手が出るかもしれない。それは素晴らしいことだが、今回の目的は取り組む内容を事前に全て書き出すことではない。1つのことに着手して、ダラける隙が無くなればOKだ。

逆に、2つ以上のやることを書いた場合、いざ取り掛かろうとした時に「どれからやろうか?」と迷いが生じるリスクがある。この”迷い”こそ、”だらだら”の原因物資ではないだろうか?。欲張らずに「1つだけ」を手帳に書くことをおすすめする。

もし、どうしても2つ以上書きたい場合は、必ず優先度をつけて書くことだ。迷わずに1つ目に取り組むことが分かるような形が良いだろう。

いつ、書く?

書き出すタイミングは、かなり重要である。会社員の僕がよく実践しているのは次の2つだ。

  • 仕事終わりに、PCをシャットダウンしている間
  • カフェなどで作業を終え、席を立つ前

いずれも、外出先で「残すは帰宅するだけ」といったタイミングである。帰路につく直前が良い。

おすすめしないタイミングも2つ紹介する。

  • 朝、家を出発する前
  • 外出先での作業前や作業中

朝にやりたいと思うことが、夕方や夜の帰宅時にも同じとは限らない。朝のコンディションで夜の自分がやることを決めるのは、正直難しい。ギャップが大きければ、帰宅前に再考する必要がある。それならば、帰宅直前の状況から判断できるタイミングが良いだろう。

作業前や作業中に決めることの大きなリスクは、「その時やりたいことにフォーカスしにくくなること」だ。

たとえば、仕事終わりにカフェで読書をしてから帰ることにして、本を読む前に、帰宅後にやることを決めたとする。やりたいことが少し先でチラついている状態だ。その状況で、「家に帰ったらXXをするんだから、今は読書に集中しよう!」と考えられれば何も問題はない。僕は「あぁ。早く家に帰ってあれをやりたいなぁ。」と考えてしまうタイプだ。これではカフェでの時間が有意義ではなくなる。

以上の理由から、書き出すタイミングは「帰路に着く直前」がおすすめだ。

まとめ

今回は、帰宅後に”だらだら”しないためのメソッドを紹介してきた。最後にポイントをまとめる。もし参考になれば嬉しい。

簡単な2ステップ

  1. 帰宅前、手帳に1つだけ、帰宅後にやりたいことを書く
  2. 帰宅後、手帳を開いて書いたことを確認し、それに取り組む

どこに書く?

 手帳でもスマホのメモでも。帰宅後にすぐに目につく場所。

何を書く?

 「家でしかできないこと」を1つだけ

いつ書く?

 帰路に着く直前。

以上。

ありがとうございました。

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