ノート・手帳は続けることが目的ではありません。でも、続かなくて悩んだり、続かない自分を責めてしまう気持ちも理解できます。
今回は、ノート・手帳を続けるためのコツを3つ紹介します。どれか1つでも、参考になれば嬉しいです。
コツ① 日付フリーのノート・手帳を選ぶ
どのノート・手帳を選ぶかで、続けやすさは変わってきます。もちろん、デザインや中身のフォーマットが気に入ったものを選ぶことも、モチベーションが上がるので良い選択だと思います。
しかし、ここでおすすめするのは”日付が書かれていないタイプ”や、”日付を自由に書き込めるタイプ”のノートです。どんな文房具店でも手に入る、シンプルなノートでもOKだということです。
理由は「毎日書かないといけない…」というプレッシャーを感じにくいからです。予め「2025年9月1日」などと日付が書かれた枠が用意されていると、

その枠を埋めたい…!!
という気持ちが湧いてきて、続けることができる方もいると思います。一方で、1日や数日間かけなかったときに、

あーあ。空欄ができちゃった。なんかイヤだな。
と思ってしまって、そこでノート・手帳を開くことをやめてしまう方も多いと思います。そこで、空欄を作ってはいけないんだと思ってしまうプレッシャーを感じないようにするために、日付が書かれていないタイプを使うことをおすすめします。
コツ② ルールは少なめに絞って設ける
何かを始めたり、続けて習慣化しようと考える時、多くの人はルールを決めてそれに従って進めようとします。ルールが多すぎるとそれを守りながら実行するのが億劫になり、ルールが全くないと逆に何も始められない状態になります。
そこで、”ルールを少ない数に絞って設定し、それ以外のルールを決めない”方法をおすすめします。僕は、ルールの数は1つか2つ、多くても3つにまでにするのが良いと思います。
例えば、「ルール①最初に日付を書く、ルール②月を跨いだら新しいページにする、ルール③ペンはこのボールペンを使う」と3つのルールを決めたとしたら、それ以外は自由にします。この場合、「何を書くのか?どのくらい書くのか?いつ書くのか?文字で書くのか、イラストで描くのか?」などは、書く度に変えてOKにします。
どんなルールを設けるかは、もちろん自由に決められます。

書き始めるまでに時間がかかるのが気になるなぁ
もしも、このミナミイワトビペンギンのような悩みがある方は、次の2つのルールで初めてみるのはいかがでしょうか?
- はじめに日付を書く(悩むなら、形式まで決めると良い。2025.09.10、9/10(水)、など)
- 今日の朝ごはんのメニューを書く(お昼ごはんでも、おやつでも、自分が毎日書けそうなものでOK)
書き初めのスタートがうまく決まると、ペンがスルスルと動いていくことも多いですよ。
コツ③ 長いスパンで見て「続いている」と考える
ノート・手帳に限らず、何かを継続してやっていきたい!と思う人が陥りがちなのが、「毎日やらなければ、続いているとは言えない」という思い込みです。
コツ①でも書きましたが、「毎日続けなきゃ…」とプレッシャーを感じることが、そもそも継続していくために悪い影響を与えることがあります。そもそも、続けること自体は目的ではなく、何か別の目的や享受したい効果がある場合がほとんどだと思います。そうであれば、1年〜数年単位で振り返った時に、

なんだかんだ、ノート・手帳が続いてるなぁ
と思うことができたら、それは「続いている!」と言って良いと思いませんか?
1年を通して、毎日書けている期間・数日おきに多めの分量を書けている期間・何も書けていない期間…が見えてくると、それは素敵な振り返り材料になります。長い目で、長期スパンで「続けて」いきましょう。
ノート・手帳を続けるコツは3つ
最後に、今回紹介した3つのコツをまとめます。
- 日付フリーのノート・手帳を選ぶ
- ルールは少なめに絞って設ける
- 長いスパンで見て「続いている」と考える
ノート・手帳を続けたいけど上手くいかない、という方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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