8月21日 パーフェクトの日
いつものように、朝起きて日めくりカレンダーを1枚はぐると、8月21日「パーフェクトの日」と書いてありました。昨今、僕の中では”パーフェクトでないこと”が日々のテーマになっているから、少し思うことを書いてみます。
パーフェクト(完璧) のイメージ
僕の個人的な感覚として、「完璧」という言葉のイメージと拮抗するように「自由」という言葉が思い浮かびます。これまでの人生において、完璧と引き換えに自由を制限してきたようなことが多かったからかもしれません。
僕が僕に完璧であることを求めてしまって、縛りのない自由な選択ができていない状態を抜け出したくて。そんな気持ちで日々生きてます。
ノート、手帳の「完璧じゃないと嫌!」をやめる方法3つ
せっかく好きなノートや手帳を買ったのに、なかなか使い始められないことがありました。「1ページ目から失敗したらいやだな〜」とか、「タイトル文字なのに綺麗に書けなかったらテンション下がっちゃうな」とか。そんなことを考えて、使い始めるまでに時間がかかったり、他のノートや紙で練習し始めたりしていました。
これを止めるために、いくつか試してみました。
- 最初のページ (または最後のページ) に試し書きをする
- とりあえずINDEXページを作って、全ページにページ番号を書く
- もし失敗してしまった時の対処方法を考えておく
1つ1つ、簡単に説明します。
①最初のページ (または最後のページ) に試し書きをする
手順は簡単です。自分がよく使うペンや、好きな色のインク、スタンプやハンコを用意して、最初のページに試し書き、試し押しをします。
初めて使う手帳や紙であれば、書き心地やにじみ加減、裏抜け加減を確認できるので便利です。ハンコも、インクと紙の相性では裏抜けしやすいこともあるので、押してみて確かめるのは結構良いです。
でも、この手順で重要なのは、書き心地を確かめたり、インクの裏抜けを確認したりすることではありません。「新品から新品じゃないものに変えること」が最重要です。そのため、一番最後のページでもOKなのです。(途中のページでももちろん良いですが、これから使うことを考えると少し気が引けますね)
新品で汚れがない状態、まだ書き間違えたりしていない完璧な状態は、書き始めるまでのストレスになります。書き始めた後も、一番最初の失敗のときに大きなストレスがかかります。それで手帳が書けなくなるのはなんだか違うよなぁ…と思うので、こちらはぜひおすすめしたいです。
②とりあえずINDEXページを作って、全ページにページ番号を書く
こちらも手順は簡単です。ただ、ノートのページ数によっては手間はかかります。①で最初のページに試し書きをした場合は、その次のページにIndex、目次のページをつくります。
まだ使い始めてない手帳やノートなので、目次なんて適当でOKです。僕は上に「INDEX」と書くだけです。ときどき、飾り文字で書いてみたりすることもありますが、基本はいつもの字でささっと書きます。
その次に、全部のページにページ番号を書きます。これはページ数が多いと時間がかかります。僕の場合は、下側の角に数字を書くことが多いです。Indexのページから1ページ目として記入します。そして全て記入が終わったら、Indexページに「1 Index」と書きます。1ページ目はIndexページですよ〜という意味です。
ここまでくるとどうでしょう?もうかなり、新品の手帳やノートからかけ離れた、自分が使う手帳・ノートに近づいています。これの目的も、基本的に「新品から新品じゃないものに変えること」であり、プラスαで「Indexを作りやすい準備をすること」があるイメージです。
③もし失敗してしまった時の対処方法を考えておく
①と②を完了した後の手帳・ノートは、もうすでに「完璧を求められない」ような状態になっていると思います。ただ、それでも使っていくうちに気になってしまうような失敗をすることもあります。
でも、手帳・ノートは「ほとんど紙」です。ハサミとのり、そして小学校の図工の授業の知識があれば、案外どうとでもなります。
- 書き間違えた場所に、上から他の紙・シールを貼り付ける
- 気に入らない部分をハサミで切ってしまう
- 見開き1ページ分の開きたくないページは、ノリで貼り付けて封印する
基本はこれでどうにかなりますよね。デコレーション、コラージュなどを組み合わせれば、もっと自分好みにできるでしょうから、「失敗してもどうにかなる!」と思えます。むしろ失敗した後の修復・カスタマイズの段階での自由な発想が、自分のオリジナルを作っていくようで素敵です。
おわりに:完璧じゃなくてもいいじゃん!と思えるのが大事
「完璧を求めない」ことは、結構難しいです。僕自身、自分に完璧を求めて束縛をしてしまうことが多々有ります。また他人にも同様に求めてしまい、結果として自分が苦しくなることが多いです。そんな中、手帳やノートに完璧を求めて、本当に自分が好きなことができていないことに気づいてからは、今回紹介した3つの方法で「完璧でない」ことに対して、少し寛容になれました。まだまだ、完璧主義が抜けないこともありますので、いろいろな手法を取り入れて、もっと自由に暮らしていきたいなぁと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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